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「仕事」 1

自分が生きていく道筋みたぁなとこで「したいこと、しなければならないこと」があるとして、それが生活の糧を稼ぐ「仕事」と一致してるなんて人、そりゃすっごく幸せな人だよね。
蛙の場合、部落差別問題とは何か、その解決の一助になるような活動は可能か、そんな想いで、ここ30数年ということになる。
27歳で神戸市の環境局職員、主には「屎尿収集作業員」として、バキュームカーに乗って仕事をしてきた。
奈良や京都の不祥事では、環境局職員の「同和枠採用」てな話がからんでたが、神戸ではそんな話は無かった。
ただ、「労務管理」がメッチャ緩くて、その上、「同盟の仕事やねん」っていうだけで、「早帰り」が通ったり、「職免」っていうのだけど、公式の同盟の活動で「休み」が認められたりということがあったわけで、「それだから」蛙はこの仕事を選んだのだわ。
それで、「仕事は二の次」みたぁなことでやってきた。
そんなことが何時までも通用する筈も無い。
「法期限」が切れる頃から、全ての「既得権」みたようなものは切り捨てられてしまった。
で、退職をした後も、所謂「天下り」みたようなもんだけど、「環境局」の仕事にぶら下がるような「仕事」について、三年目。
「天下り」と言っても、高級官僚のそれとは大違い。
メッチャ安月給で、本来、本業の公務員がするべき仕事を肩代わりさせられてる。
それでも、この歳で16~7万円持って帰れる仕事なんてないからなぁ。

蛙は、お金は嫌いなんで、ただ、ツレアイにケツたたかれて、「アンタ、家において置いたら、じっきにアル中になって死んでしまうから、仕事行きヨッ!」てなわけで行ってるわけで、稼いだ金はみな、若い人たちにおいしいものを食べてもらうのに使おう、とか、いろんな運動にカンパしよう、なんて思ってるわけ。

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