人間が小さいのかなぁ
人権を大切に思う組織の文書で、ビルマをミャンマーって表記するっって、どういう神経をしてるのだろう。
確かに、ビルマの歴史はたいそう入り組んでいて、一言では言い表されるものではないけれど、この国に「難民」として逃れてきているビルマの人々は、自分の国の名前を「ミャンマー」とは決して呼ばない。
「ビルマ」と「ミャンマー」って、例えば、「日本」を「ニッポン」と言うか「ニホン」と言うかくらいな違いに過ぎないっていう人もいる。
手許に、解放出版から出された写真集「ビルマ 軍政下に生きる人びと」(宇田有三)がある。
ビルマと私らが住まうこの国とは歴史的に見ても深い「因縁」に結ばれているのだけれど、この国の人はあまりに無関心に過ぎる。
ビルマの人びとの苦悩は、他ならぬ、その軍政を支え続ける「日本」にも大きな責任があるというのに...
「私たちのことをもっと知ってほしい!」
ビルマの人びとはそう叫んでいる。
長井健司さんが、取材中に殺された。
彼が何を思い、何に惹かれていたか、そういうことにもっと想いをいたして欲しい。
ただ、「邦人が殺された!酷い話だ!」みたいな程度で受け止められ、時間の経過の中で忘れ去られていくのなら、あまりに悲しい。
人権について、思いをいたすなら、その国を、軍政が一方的に改名した「ミャンマー」などと呼べないはずだと蛙は思う。
些細なことに苛立つのは、人間として小さきに過ぎるのかも知れないが....
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