分からないことばかり...
「スタンス」の連載中、連日、新聞一面で「飛鳥会」に関する報道がされてきた。
実に馬鹿げた話で、30年以上にわたって不正が行われてきたというのだが、何故もっと早くに是正がされなかったのか、蛙には皆目見当がつかない。
「同和利権の真相」に関してでも思ったことだが、確かに大きな金が動くところに「犯罪」が生まれやすいのは事実であって、そのような問題があれば素早く解決に向けて関係者が対応するべきであり、犯罪者は断固として処断されるべきなのであって、こういうことがあるから「同和行政」全般が誤りであったかのような結論を引き出してはならないと思う。
「飛鳥会」事件は当の「小林」とその地域の人々の責任であり、何よりも「小林」の犯罪を支えた「行政当局」は「共同正犯」以上の責任があると蛙は考える。
「特別措置法」が出発する時、当時の松本治一郎・同盟中央本部委員長は「これでは運動が腐ってしまう」と言ったとかいう話も聞いたことがある。
解放運動の「論理」についていえば「腐る」理由など何もないと思うけれども、現実の「現場」を考えれば、そういった不安を口にする気持ちも分からないではない。
そんな話を聞いたのは森田益子・現・高知県連委員長からだったが、彼女は、「同和行政」出発時点で、他の多くの「同盟・府県連組織」で一般的だった「団体助成金」を「返上」しながら「仕事保障」「雇用創出」に力点をおいて「行政から『仕事』を取ってくる」ような闘い方をなされたように聞いているし、「介護保険制度」の始まりにあたっては「部落」が取り残されることのない様にという観点から「起業」をされ、「部落」の枠組みを超えて広く「弱い立場の人々」の側にプラスとなるような豊かな取り組みをされてきている。
森田さんは「失対のおばちゃん」からたたきあげの活動家で、全日自労から「旧社会党」籍で「高知市市会議員」「県会議員」を歴任されてきて、共産党からは「暴力集団解同・森田一派」などと攻撃されてきたが、その素敵な「ひととなり」から広範囲の支持を受けてきているようだ。
そもそも「県連委員長」などを引き受けられるつもりはなかったようだが、ここでも「同盟高知県連」幹部の不祥事からのごたごたの過程で「委員長」にならざるを得なかったようだ。
最近、京都でも不祥事が明らかになったこともあったし、大阪では「芦原病院」なども話題になった。
一体全体、こんなことが長年にわたって見逃されてきた理由は何だったというのか。
蛙はごく下っ端な役員をしか引き受けてこなかったので、「ものごと」がしっかり見えていないらしい。
13日付け朝日夕刊で、角岡君と中川喜代子さんのコメントが載っていた。
「同和問題」の解決と今回の「犯罪」は「また別の話」という想いでの「朝日」の「記事作り」だったのだろう。
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