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蛙のスタンス

 蛙から、吉田向学さんのブログを先に紹介しましたが、たいへん勉強にもなるのではないかと思ったからでした。
 吉田さんの最近の書き込みで、蛙のことにちょっと触れられておりまして、も一度というか、改めて自身のスタンスについてUPしておこうと思いました。
 向学さんは、蛙のことを「柔軟性」があるみたいに言われていたりして面はゆい限りですが、蛙語に翻訳すると「ちゃらんぽらん」ということになりますね。
 実際「人間なんてちゃらんぽらんで丁度いいんだ」と考えているのです。

 確かに、部落解放運動に関わる人の多くは実に「頭が固い」と蛙も思います。
 それはホントは「弱さ」とか「自信の無さ」とかに因っているのだけれど、それを認めたくないという「心因性欠陥」なんですね。
 蛙などは「自分は『弱く』てそんなに『自信もない』けど、一所懸命に考えたり行動してきたりしてきた結果、こんな風に思うんですよ」てな具合で、いつでも「結論」は「変更可能」だったりしますし、時折わざとに無茶苦茶なこと言ったりもしますが、それは「確信犯」というか、「挑発」というか、実は正反対な想いを伝えたい「技法」だったりもしますから、なんか「訳分からんおっさんやなぁ」という評価もありますね。
 向学さんは「蛙は実に変わった人間じゃなぁ」とも言うておられますが、蛙も「もしかして俺ャ宇宙人かも知んないなぁ」など思ったりしてます。

 しかし、そういう向学さんも「大した変人」ですよね。
 教団が「糾弾」を受けて以降長い年月をかけて努力されてきた経緯なりは、近くの誠実なクリスチャンの友人からも聞いておりますから、初めて知った話ではありませんが、大抵の人は「同盟の運動に寄り添う」ようなことを発想の原点に持っているみたいで、複雑な気分ではありました。「もうやめてよ」という訳にもいかないしね。
 署名をしてもらったり、集会の員数合わせみたいなお手伝いを頼んだり、色々協力をいただいてきて「有り難いな」とも思うけれども、こっちはなーもお返しはできないんだから、「利用して貰っていいんですよ」って言われても...
 そこいくと向学さんなんかは「部落解放運動」そのものに疑問を呈示していこうってんだから、凄いです。

 大抵、運動家は「学者」が嫌いです。
 例えば、アイヌの人々の中には金田一などをぼろくそにいう者もある。
 アイヌの研究などと称してはいるが、自分が学者としての名声を得ていくためだけに利用しただけじゃないか、一体、何を我々にもたらしてくれたというんだってなことです。
 まぁ、知里幸恵さんや真志保さんのことを思えば、全くの犯罪者扱いもでけんかと思うけど。
 部落問題で飯を喰ってるなんて許せないなんて、実は蛙も思います。
 それも何か「よい仕事」を私らにもたらしてくれたというんなら、話は違いますが、前にもゆうたように蛙には納得のいく話がない。
 向学さんは「賤民史観」と呼んでいるけど、ほとんどの学者が「部落は特別なもの」みたいな扱いをするんだから...
その大方の学者に噛みついていた領家穣先生とか、他に社町町会議員で長く日中友好に関わってこられた友井公一さんのスタンスが、向学さんの「賤民史観・批判」と同質なのではないかと思っています。
 「穢多」も「百姓」もあれもこれも、それぞれ、封建制時代の身分の一つなんであって、何も「特別」なもんでない、きちんと史料を読み解いて「何であったか」「どうであったか」みたようなことを明らかにすることが歴史家の仕事、殊更に「穢多」だけが「被差別身分」であったかのような言質は愚かな者の戯言だってな言い方です。
 蛙など、もっと酷くて、「部落問題の解決について、その始源を尋ねることはそれなりに大切なことかも知れないが、現に今、どのようにして再生産されつつあるのかとか、行動指針としてどんなことが有効かということを実践的に確かめていくことの方がもっとずっと重要なのだ」などと考えていて、控えめな表現だけど、はっきり言って学者・研究者なんてものは邪魔さえしてくれなければいいんだってなもんなんです。
 間違ってるんかしら...

それだから、向学さんの「学」は飯喰うためにでなく、愚かな学者共をやっつける風ですし、同盟の活動家が気付いていない弱点などを指摘されているようなんで、謹聴しようと思っているところです。

 まだ、全部は読めていないし、十分理解がいってるわけでないんで...

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