帚木蓬生「ギャンブル依存症とたたかう」
「座骨神経痛」
http://www2s.biglobe.ne.jp/~wellness/wel_home_sciatica.htm
の痛み方が酷くて、集中力欠如というところです。
ずっと以前のことになりますが、本屋さんで神谷先生とばったりあった折に、「帚木蓬生の『三度の海峡』は面白いよ」ということで、薦められまして、以降、文庫本になってるのはおおかた読みました。
「逃亡」とか「アフリカの蹄」もよかったですね。
「好み」ということがありますから、全部が全部「面白い」ということにもなりませんが.....
今日の話は、新潮選書「ギャンブル依存とたたかう」のことです。
著者名が「帚木蓬生」でなければ、本屋で手にとってもみなかっただろうと思いますが、これはいい本です。
ここでは「小説家」としてではなく「精神科医」として、帚木さんは「力一杯」の仕事をされています。
本年の「11月20日」付けですから、「できたてのほやほや」というところかなぁ。
ぼく自身は、ほとんど「アルコール依存症」に近いのですが、池田清彦君のいうには「罪悪感をともなっていなければ依存症じゃぁない」らしいし、酔っぱらって人に迷惑をかけるタイプでないと思う。
知り合いには、酔うと暴力的になるのが複数いて、そのツレアイには「あんた、別れなはれッ!」って言ってるんですけど、なかなかそういうことにはならないようです。
人間は本質的に「勝負事」が好きなのではないでしょうか。
ぼくの場合、経験上、「絶対に負ける」という確信があって、ハナから「しない」だけです。
パチンコも以前は毎日みたいに行っていたこともありましたが、ある時、17年前かなぁ、二日で十万負けて、「やめようッ!」って決心した日がありました。
ちょうど、「デジタル」が導入された頃ですね。
それまでは、勝っても負けても「二~三千円」という時代でしたから、暇潰しにはよい娯楽だった。
麻雀にもはまっていたことがありましたが、「銭への執着心が勝負をきめるんだなぁ」という感慨もあって、負け続けに負けて、やめてしまいました。
競馬・競輪・競艇、それに札ごと、「ほんびき」
http://www.asahi-net.or.jp/~RP9H-TKHS/dg_tehon.htm
以外は一応、一通りやっています。
全てに「負けつづけ」。
闘犬・闘鶏・闘牛などもあるようですが、これらは専門的(?)な博打打ちの仕事でしょう。
現在、社会的に問題にされるべきは、この国では「パチンコ・パチスロ」ですね。
帚木さんの本は、「ギャンブル依存症」が「病気」なのだということ、「なおすことは可能なのだ」ということ、特に、そのことで苦しんでいる家族などが取るべき態度について、更には、社会的な広汎な問題意識の昂揚の必要性について述べられています。
「サラ金・ヤミ金」問題についての考え方や、対処法として「自己破産を含めての法的救済制度」の使い方などなど...
「週間文春」だったかに「三〇兆円の闇を追う」みたいな表題でパチンコ・パチスロ業界のルポがあったようですが、この国の「腐敗ぶり」は、このあたりの話が真面目に取り上げられないところにもあるのでしょう。
例えば、簡単な話、「換金」はホントはしてはいけないことになっているんですから、徹底的に取り締まれば、いっぺんにパチンコ・パチスロ業界はぺしゃんこになります。
そうしないのは、業界と警察・政治家、それに暴力団などの絡みが裏側に隠されているからにほかなりません。
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